わたしたちの暮らしに欠かせない運転免許証ですが、マイナンバーカードが登場するまでは身分証明書としても活用されてきました。この運転免許証ですが、行政法の世界では「許可」と呼ばれています。 許可とは、国民に対して一般的に禁止していることを、特定の場合に解除する行為と説明されています。国民に対して一般的に禁止しておき、免許を受けた者について、この禁止を解除するということになります。免許という資格を得て自動車を運転するのではなく、禁止が解除されるために自動車を運転できるようになるのです。自動車を所有することは、運転免許証が無くても可能ですが自動車の操作方法や交通ルールをよく知らないドライバーが道路に繰り出してしまうと周りの人は怖すぎますよね。 そこで、道路交通法を通じて、一旦は全ての者に自動車の運転を禁止しているのです。自動車の操作を適切に行える者、そして道路交通法の知識が十分にあると認められる者に対してのみ、自動車の運転免許証を交付して、公道上、適法に自動車を運転できる仕組みにしているのです。
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