建設業許可で気になるポイント

建設業許可申請
【事務所概要】

HP⇒行政書士佐々木敦事務所            代表行政書士佐々木敦               所在地:兵庫県神戸市灘区永手町5-5-5      ハイツ永手403                 TEL:078-223-8923              FAX:078-330-8800

 

実務の証明はどうする?

建設業許可の中で多くの方が苦労するのが「実務経験の証明」です。特に、資格が要件を満たせていない場合、過去の工事経験を資料で裏付ける必要があります。代表的な証明資料としては、工事請負契約書、請求書、入金記録などがありますが、「昔の書類が残っていない」というケースも少なくありません。この場合でも、すぐに諦める必要はありません。通帳の入金記録や元請とのやり取りの記録など、間接的に証明できる資料を組み合わせることで認められる可能性があります。重要なのは、「継続的に業務に従事していたこと」を客観的に示すことです。曖昧な記憶ではなく、できるだけ具体的な記録を集めることがポイントになります。

業種選びで失敗しないための考え方

建設業許可は29業種に分かれており、どの業種で取得するかは非常に重要です。よくある失敗が「今やっている仕事だけ」で判断してしまうことです。しかし、今後の受注予定や元請から求められる内容も考慮する必要があります。例えば、内装工事をメインにしていても、軽微な大工工事を請ける可能性がある場合は、その範囲まで見据えて検討することが重要です。ただし、複数業種を取得すれば良いというわけでなく、それぞれに要件が必要になるため、現実的に満たせる範囲で選ぶことが大切です。迷った場合は「今後3年でどんな仕事を増やしたいか」という視点で考えると判断しやすくなります。

財務面の準備とよくある誤解

「資本金が少ないと許可は取れない」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。一般建設業許可の場合、自己資本500万円以上、またはそれに準ずる資金調達能力があれば要件を満たす可能性があります。ここで重要なのは、「見せ方」です。決算書の内容や預金残高によって判断されるため、事前に数字を整理しておくことが大切です。また、個人事業主の場合でも通帳や確定申告書をもとに判断されるため、「法人でないと不利」というわけではありません。資金面に不安がある場合は、融資や増資だけでなく、現状の数字でクリアできるかを冷静に確認することが第一歩です。

許可取得後に差がつく活用の仕方

建設業許可は取得して終わりではなく、その後の活用によって大きな差が生まれます。例えば、許可番号を名刺やホームページに掲載することで、対外的な信用力を高めることができます。元請との交渉でも許可を取得したことで受注できる工事の幅が広がり、売り上げの安定にもつながります。さらに、公共工事への参入を視野に入れることも可能になります。一方で、決算変更届などの手続きを継続的に行う必要がありますので「取ったら終わり」ではなく、「維持する意識」も重要です。

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